悪魔召喚について

誰もそこまで興味を持ってはいないとは理解しつつも、書いていればいつか誰かが見てくれるだろうと、淡い期待を胸に綴る。
…いや、単に文章打つのが好きなんです。軽い挨拶でも数行にわたることもザラですし。
さっきある方のブログにコメント付けたんですが、今思うとすげー長くなってしまって申し訳なかったなと…
コメントってエントリーみたいに省略できるんでしょうか…(;´・ω・`)

今回は【悪魔召喚】。
前回ほどではないですが、長いので、本当にこの項目について興味がある人のみ読んでください。


悪魔召喚とは、現世(人間界)へ魔界に存在する悪魔を、契約として呼び出す事である。
悪魔戦争時にレジスタンスがCOMPの機能を用いて開発し、戦時中に実用化に成功している。
COMPにもともと搭載されていた、悪魔への干渉機能(アナライズや、魔石などからのエネルギー吸収を担う部分である)を応用し、悪魔の精神面に強制的に干渉【封魔】し、それが成功すると対象へのこちらの召喚方法を自動作成し、同時に召喚するための悪魔への契約を行う。
ここでいう契約の内容は、簡単に言うなれば「対象を守ること、そして、いかなる状況であろうと傷つけてはならない」という事になっている。
だが悪魔というものは基本、その見返りとして魂を求めるが、この契約の場合、COMPが一方的に契約を交わすので、悪魔が見返りを求めてくることはまずない。
COMPは補助が役割なので、全ての機能は装着者である使用者の能力に依存する。つまり、使用者の経験が豊富であれば豊富であるほど、より強力な悪魔を使役できる能力を「COMPが」取得できるメガニズムとなっている。


悪魔召喚は、COMPの中に悪魔が格納され、召喚時に中から出てくるという解釈をする人も多いが、それは誤解である。
悪魔召喚でCOMPが取得するのはあくまで「対象となる悪魔の召喚方法」であり、悪魔自体は召喚されていないときは魔界に還っている。
召喚時、取得している儀式をCOMP内で瞬時に行い、魔界から現世へと召喚する。
そして帰還する際は、契約を解除し魔界へ還す。対象の悪魔の召喚方法はCOMPに残っているままなので、次回紹介する際にまた同様の契約を自動的に交わすようになっている。

エナジー協会が行う悪魔合成は、悪魔同士を合体させるものではなく、このCOMPが取得している「悪魔の召喚儀式」を合成させるもの。
召喚法を合成させることで、全く新しい悪魔の召喚法を完成させるが、仕様した召喚法は合成時に消えてしまう。
この技術を初めて開発したのは、戦時中のレジスタンスだが、施設として成功したのはエナジー協会が初めてである